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Car Check!

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ささいなトラブルでも、早めに気づいて快適ドライビング

快適車生活のためのワンポイントアドバイス VOL.13

CAR CHECK!

クルマの走りはいつもと変わらなくても、時折聞こえるなにかの音やにおいなど案外そのまま放置しがちです。適切な対応で解消・防止につとめましょう。

大きなトラブルの前兆?「ヘンな音」

いちばん多いのが、車内の空き缶や荷物がクルマの振動で動いて、どこかに当たって音がする場合。シートの下などをよくチェックしてみましょう。見えないところに意外なものが入りこんでいることもあります。カーブやブレーキングの際にトランクから音がする場合は、荷物が動いている可能性があります。荷物の置き方を変えたりして、動きにくい配置を工夫しましょう。これらはすぐに気づいて解決できることですが、要注意なのは、エンジン付近や足回り、床板近辺から聞こえてくる音です。

1. ブレーキ時に“ザーッ”という摩擦音がする場合はバッドの磨耗が考えられます。
2. エンジン回転時やハンドルを切った時に“キュー”という音がする場合はベルトの劣化・ゆるみなどを疑う必要があります。

自分では気づかない社内の「イヤな臭い」

人間はもともとニオイに慣れやすいので、毎日のように愛車に乗っていると、“自分のクルマはこんなもの”と思いがちです。たまに乗った人に指摘されて気づくこともよくあります。

1. 季節の変わり目にエアコンから発生する悪臭。寒暖差による結露で発生した水が内部にたまり、ニオイの発生源となるのです。市販のクリーニング剤でも消せますが、徹底的に除去したい場合は、専門のクリーニング業者に依頼するのも一つの方法です。エアコンのモードをこまめに外気導入と内部循環に切り替えて、エアコン内部の空気を入れ換えるようにすると、悪臭の発生を防止することができます。
2. シートに染み込んだ汗や車内の内張りに染み付いたタバコのニオイ。市販の車内用消臭剤を使っても一瞬消えるだけでなかなか取れません。シート用にはクリーニング剤もありますが、シートを取り外して、天気のいい日に丸洗いするのも効果的です。ただし、十分に乾燥しないと、逆にニオイの原因をつくってしまうことになるので注意しましょう。

車体下の水たまり「色と臭いをチェックしよう」

クルマが動いた後を見ると、水たまりが"できていることがあります。エアコンを使う季節なら、排水の可能性が高いので心配無用ですが、その水に色がついていたり、油のニオイがしていたら要注意。ブレーキフルードやオートマチックフルード、またはガソリンなど、クルマに使用されているオイル類が漏れている可能性があります。クルマを止めて、しばらく車体の下を観察すれば、どこから漏れているのか見当がつきますが、やはり修理はプロに任せましょう。もし水だったとしても、ラジエターの水漏れの可能性もあるので、ラジエタ―の水量をチェックし、AIRオートクラブの整備工場で点検・整備してもらうようにしましょう。