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Car Check!

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車両感覚を身に着けよう

快適車生活のためのワンポイントアドバイス VOL.20

CAR CHECK!

車両感覚はボディ・イメージに深く関わりがあります。

例えば「目を閉じて机の上にあるコップをつかむ事ができる」のは無意識のうちに自分の手の形・大きさ、更にはコップの形・大きさを知覚しているからで、手や足など自分の体の感覚は赤ちゃんの頃から多くの経験を積んでいるのでとても正確にイメージすることができます。これと同じ事が車にもいえますが、やはり車両感覚も運転経験を重ねるごとによってだんだんと身に付くものなので日頃から車両感覚を意識するようにしましょう。

車両感覚のつけ方

道路を走っている時に左のサイドミラーで「左側のタイヤの位置」と「白線の位置」を確認してみてください。ミラーを見ればどのくらい距離があるかは一目瞭然です。その距離と、そのときボンネット越しに見える正面の「白線の位置」を合わせてイメージすることを繰り返せば少しずつボンネット越しの白線をみるだけで、左側のタイヤが道路のどの辺りにあるかが分かってくるようになります。
さらに車両感覚が身についていないうちは左側を怖がってしまい、走行位置がセンターライン寄りになったり、左折するときに大回りに(ハンドルを左に切る前に一旦、右に切りたく)なってしまいがちです。

簡単に自分の位置を知る目安として、道路表示を使う方法があります。

速度表示の「50」の「0」の上を通過するように走れば、だいたい道路の中央を走行していることになります。
「5」と「0」間くらいでキープレフトになります。
心の中では、左足のつま先が道路の中央にくるように意識して走るといいかもしれません。

道路に表示されている文字などを基準に自分の走行位置を確かめることもできます。
これらを利用しながら、はやく車両感覚を身につけましょう。

路上駐車しているかと思えるほど左に寄りすぎています。

センターライン寄りを走るのも危険ですが、このように左側ギリギリを走るのもよくありません。運転している本人は車両感覚がとても鋭いつもりでいますが、助手席に乗っている人や後続車から見ると、とても不安定な走行に見えてしまいます。きっと電柱やカードレールなどが助手席の方の目の前に飛び込んでくるので、ぶつかるのではないかとドキドキしているハズです。
対向車だけではなく助手席の人にも気を配ってください。

協力:「お互い気持ち良く走るための豆知識」